健康長寿の鍵 ~乳酸菌発酵液~
バイオジェニックス健康法
東京大學名誉教授 光岡知足

バイオジェニックス用語

A)発酵乳:牛乳に代表される獣乳を乳酸菌、あるいは乳酸菌と酵母によって発酵させた製品。ヨーグルトが代表例。生菌として供給される必要がある。含まれる生菌数は1,000万個/ml以上。

B)乳酸菌飲料:発酵乳をべ一スとして、これに甘味料や香料を加えて飲みやすくしたもの。生菌として供給されるものと、加熱処理により菌を死滅させた後に供給されるものがある。

C)乳酸菌生産物質:獣乳以外の物質、例えば豆乳などを主基材とし、これに乳酸菌、あるいは乳酸菌と酵母で発酵させた生産物。加熱処理などにより菌を死滅させた後に供給され、一般的に培養期間が発酵乳よりも長いのが普通。以下の2種に分類される。
1)乳酸菌分泌物:培養・滅菌後、菌体を含む固形分画を除去したもの。
2)乳酸菌発酵液:培養・滅菌後、菌体分画を除去せずに供給される。滅菌処理を施すために乳酸菌は死菌体として供給されるが、培養期間が長いので、菌数は発酵乳に比べて1,000倍以上存在すると考えられる。


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